公認会計士試験合格までの勉強時間

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公認会計士試験に合格するまでどのくらい勉強が必要なんだろう。。

一般的には4000時間といわれていますが、実際のところどうなの?って思いますよね。

一つの参考として、私が公認会計士試験に合格するまでにどのくらい時間がかかったのかをお伝えしていこうと思います。

私が公認会計士試験に合格するまでにどのくらいの勉強をしたかというと…受験生時代に必ず毎日勉強時間を図っていたわけではないので正確には言えないのですが時々測っていたものから計算すると約4500時間ほどでした。

以下で私がどのようなスケジュールで勉強してきたのかなど、紹介していきますね。

学習初期

公認会計士試験を目指し始め、教材が届いてからのお話です。

まずはCPAの簿記3級の無料講座を申し込んで、軽く暇つぶし程度に勉強をして、そこから会計士講座に申し込みました。簿記3級の勉強は空いた時間にちょっとやるくらいの感覚で、そんなにやっていなかったと思います。この時はコロナの影響で実家に帰っており、家で勉強していました。

 最初のころは7時間くらいを目標にしていました。勉強耐性がなかったのでリハビリしようと思い、机に向かう練習の感覚で勉強していました。実際は3時間の日もあれば7時間の日もあったりでバラバラでしたが毎日勉強には触れていました。

徐々に慣れていき、7時間は安定してやるようにはしました。12月の短答式を目標としていたので、5月くらいからは8時間以上をデフォルトにしようと、目標を変えて頑張りました。

 毎日測っていたわけではないですがたまに勉強時間を測ったり、時間を決めてやっていたことがあるので大体の勉強時間は把握できそうなのでスパンごとに計算しますね。

一週間に、3時間の日が2日、5時間の日が2日、6時間の日が1日、7時間の日が2日とすると36時間、4.3週間くらいなので36×4.3=154.8時間くらいですね。それが半年なのでこれで928.8時間、少なめに見積もって920時間といったところでしょうか。

学習開始から半年後~1年

 実家にいると誘惑が多かったので大学の近くへ戻り、一人暮らしを再開しました。最初は家で勉強をしていたのですが、家にいると集中できないかつ気が滅入ってしまいそうだったため、大学で勉強していました。コロナウイルスの影響で授業がほとんどオンラインで、しかもピークのころでもあったので大学に来る人は本当に少なかったです。最高の勉強場所でしたね。

 朝は8時ころに校舎が開いていたので大学へ行き、9時に図書館が開くのでそしたら図書館に移動しました。私はいつも図書館で勉強していました。図書館の旧館です。大学自体は新しい校舎だったので、旧館を利用する人はいませんでした。誰もいない旧館で一人で勉強するのは正直かなりしんどかったです。でも話し声が聞こえなくて誰にも見られない場所で集中したかったので毎日そこへ通いました。家では気が滅入るといいながらも孤独な環境で勉強するんかいって感じですね(笑)

 お昼はお弁当を作ったり、家が近いので(自転車で2分くらい)一度家に帰って食べるようにしていました。一人で黙々と食べ、また図書館に戻り勉強再開。

 大学の授業はオンラインでリアルタイムだったので、指名されたりチャットでコメントしないといけないものだったので聞いていないといけなかったんですよね。聞き逃さない程度にたまに途中で勉強していましたが…

 授業がある日も7、8時間は勉強していました。授業がオンラインなので授業前後に友達と会って会話することもなく、時間は作りやすい状況であったと思います。徐々に対面が増えましたが、履修は一人で組み、授業も一人で座るようにしていました。勉強に触れる時間をなるべく取りたかったのと、友達の隣で勉強しては気を使わせてしまうしなんだか失礼だと思ったので、そうするのがその時はベストだなあと思っていました。

この時期は8時間いかないとだめだと思っていたので8時間は大体達成していました。でも9hはいかないくらい。なので一週間に8h×7日=56h、一か月では56×4.3=240.8h

それが半年で240.8×6=1,444.8h

でも大学の学期末でレポートやテスト勉強で忙しく4,5時間の勉強時間だった時も数日あったなと記憶にあるのでそれを加味すると1,390hくらいになりますかね。

12月短答まで実家に帰らないと決めていたので移動などで1日つぶれることはなく、1回だけ友達と少し遠くにお出かけしたので1日+半日勉強しなかったことはありますがそれ以外勉強しなかった日はありません。その他、友達とご飯に3回程度行きましたがその日は7h勉強した記憶があります。

本番まで3か月前

 答練を受け、復習して、あいまいなところをテキストに戻ってさらに復習…を繰り返す日々。答練を受けた感じでは正直受かる気はしませんでした。毎回のように落ちこんで、でもそれでもあきらめるわけにはいかず毎日同じように勉強をしていました。あまりにも追いつけず、成績と試験までの日数を考えると何をやればいいのかわからなくなるくらい追い込まれてしまい、何もかもやめてしまいたいと思う時もありました。

 基礎ができていない状態、理解が浅い状態では答練でわからない問題が出たときに、その復習にとても時間がかかります。私は、基礎と理解が不十分だったなと思います。できる人は復習にそれほど時間がかからないはずなので、その分自分のやりたい分野の勉強ができるんだろうな…と答練を復習するたびに思っていました。

短答式試験直前

 短答式試験が近づくたびに不安が募りました。本当の本当の直前期は朝起きてすぐ企業法の一問一答を解き始め、途中で朝ご飯をつまみながら解いていました。

図書館が開く時間と同時に図書館で勉強を開始。午前中は計算問題を解いていました。お昼は暗記ものを読みながらご飯を食べ、それが終わればすぐに勉強再開。計算が疲れたら監査論や理論系をやるというのがルーティンでしたね。あと、飽きたら気分転換のつもりで外を歩きながら暗記してました

歩きながらだと記憶に定着しやすいと聞いたことがあったので(笑)

図書館が閉まる時間まで勉強し、図書館が閉まったら大学が閉まる20時半ごろまで校舎のスペースで勉強っていう感じでした。

計算→理論→暗記→計算…というように飽きが来ないように時間で区切って繰り返していました。

大学で勉強していたので、楽しそうな学生の声が聞こえると悲しい気持ちになっていましたね(笑)

そのあとも帰ってからは暗記ものをひたすら読んで頭に叩き込み、お風呂はアウトプットの時間。その日覚えたことを声に出して復習するようにしていました。

 

寝る前も暗記をして寝ていました。勉強しか考えないような生活でした。

直前期はほぼ毎日10時間台くらいやっていました。もっとやろうとはしていたけどこのころはこれが限界でした。

短答式試験はこのような感じですね。 

Studyplusで勉強時間を測っていたのですが、ここまでですでに2800時間くらいだった気がします。

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